美容師年収

美容師は独立前の平均年収が低すぎるのが問題である

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美容師独立前の平均年収が低すぎるという問題

※美容師の年収推移(年収ラボから引用)

美容師の仕事ってものすごく重労働で1日たちっぱなしの作業になります、そして下積み時代があり、業務終了後の練習など拘束時間がながい。

1日のうち10時間以上、美容室に立っているという美容師さんって少なくないのです。

美容師の給料は平均月収で23万円、平均年収は280万円、推定時給は1100円とかなり低い水準となっております。

全国の最低時給が現在1000円を超える水準になっていることからも、重労働の割に給与が低すぎるという状態になっているのです。

美容師の過去の年収推移を見ますと、200万円台後半を推移しており300万円の水準を超えたことは過去10年ありません。

美容師は立ちっぱなしの重労働であるのに給与水準が低い

美容師ってサラリーマンと比較すると福利厚生もしっかりしていないという状況になっているのです。

個人事業主に雇用されているケースも少なくなく社会保険に入れていない方も少なくないというのが現状です。

さらにサラリーマンでは年に2回支給されるボーナスというのは存在しない美容室が多く、制度自体はあっても年間で10万円未満の支給が90%以上という状態。

それに加えて週休2日制でしっかりお休みをとれる美容室というのが少なく、隔週で予約の少ない日にお休みをいただくようなスタイル。

土日のお休みといったのは、お店側に申請しにくく、家族の時間を作れないといった悩みもあるのです。

休みが少なくて、さらには重労働で給与水準が低くて、さらに社会保険などの福利厚生も充実していない状況に美容師はおかれているのです。

そして当たり前のように一般企業のサラリーマンと違い、退職金という制度もありませんので、老後の費用も貯蓄していなければならないのです。

美容師として給与水準が低い上に、さらに退職金がないのでものすごい不安定な状況におかけてしまっているのです。

さらに一般企業のように60歳や65歳でで定年退職を迎えた後にさらに働くというスタイルは美容師はとることはできません。

65歳以上の美容師が現役バリバリで働いているのを見ることってないですよね、この状況をなんとかしたいと考えても誰も動けないのです。

美容師の平均年収が大幅に上がることはない

多くの企業は株価などの景気によって大幅に上がったりすることがありますが、美容室業界に関してはそれはないと思った方がいい。

なぜなら、安定した資金力のある美容室っていうもの時代がほとんど存在していないのが現状だからです。

あなたが勤務している美容室はどうでしょうか?資金が潤沢にあるといえるでしょうか?

現在美容室の廃業率は年々増加しており、10年美容室を継続出来ているというだけで優良な美容室だと認定されるレベルなのです。

3年以内に90%以上の美容室が廃業に追い込まれているのが現状で、景気が良くなったからといって給与と連動して年収などの給与がアップする事はないのです。

ほとんどの美容室が自転車操業状態だといわれています(当月の売上がないとスタッフの給与を支払えない状態)

美容室経営では運転資金として売上があがらなくてもお店が廃業しないように固定費用の6か月分は手元に資金がなければならないといわれいます。

美容室経営でほとんどの店舗が自転車操業の現実

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手元に6ヶ月以上の運転資金がなければいけないといわれているんです、通常の企業であれば運転資金として1年ほどの運転資金を持っているのが普通です。

しかし実際には、そういった資金が手元にない美容室がほとんどなのです、大震災の際に計画停電というのがあり1か月前後通常通り営業ができない期間がありました。

その期間に数千という美容室が運転資金のショートが原因で続々と廃業・倒産へと追い込まれてしまったのです、たった1ヶ月分の運転資金も手元になかったから潰れたのです。

勤続年数が増えても、年収というのは上がっていかない、店長という立場になっても月収で30~35万円をいただければ十分と考えられています。

仮に月収35万であった場合の年収420万といった感じです、これを多いと捉えるか少ないと捉えるかは本人次第ですが、私は少ないと感じますね。

店長のような役職って本当に精神的にもそうですし、売上目標を達成しなければというプレッシャーと闘いながら日々業務をこなします。

そして当たり前のようにスタッフの練習につきあったり、レジの売上を管理したり、お客様のクレーム処理をしたりと業務量がものすごく増えるわけです。

美容師の平均年収が低すぎて独立希望者があとを絶たない

美容室業界って廃業ラッシュでそして開店ラッシュなのです、さきほども記載しましたが3年以内に美容室の90%が廃業してしまうという状態。

それにも関わらず、美容師の独立志願者が年々増加しており、現在年間に8000店舗の美容室が廃業して新規で10000店舗の美容室が開業している状態なのです。

これだけ美容室が飽和状態になっているというのに、年間で2000件以上も美容室って増え続けているのです。

首都圏にお住まいの方であれば、駅前を歩けばコンビニエンスをみかけますよね、ですが美容室ってコンビニの数よりも多いんですよ。

コンビニでも飽和時代だといわれているのに、それよりも多い数が開業をしているという状態で完全に競争過多の状態ですね。

なぜ美容師から独立を目指すかっていうと将来の不安からなのです、そして最終的に自分の美容室を持ちたいという願いからなのです。

さきほど店長でも35万円程度の給与水準だと記載しましたが、労働量を考えた場合割に合わないと思って独立を目指すのです。

給与があがらないから独立するという美容師さんが増加

美容師を独立して美容室オーナーへと歩みをすすめるわけです、これって美容師の年収が低いことが原因だといわれているのです。

美容師という職業は、独立願望は強い職業柄ですが、全てのスタッフが将来独立をしたいと考えているわけではないのです。

美容師って社会から必要とされている存在であり、特別なスキルも経験も必要で、重労働なのに給与水準が業界全体であまりに低い、そのため最終的には独立をするのです。

美容師って60歳まで現役でハサミを持つのは難しいってこともあると思います、美容師が独立するタイミングで多いのが35歳前後だといわれています。

35歳あたりでマイホームのことだったり、将来のことだったり、結婚している人であれば子供のことだったり色々悩むわけです。

冒頭で美容師の平均年収について300万を超えたことが過去10年間で1回もないという事実があり、サラリーマンになる元美容師の方も少なくありません。

35歳って年齢は周りと同僚と比べてしまう時期と重なると一般的にいわれていますね。

美容師の年収を上げる業務委託契約という働き方注目されている

美容師の働き方に大きな変化が訪れているのです、さきほどから美容師の年収が勤務年数を重ねても増えていかないって話をしました。

そこで新しい働き方というのが登場しました、それが業務委託美容師というシステムです。

フリーのお客様の売上の場合40%をバック、指名のお客様の場合には50%の売上をバックという働き方です、美容師は個人事業主としてお店と契約をします。

仮に100万円の売り上げを上げることが出来れば40万円の報酬が支払われるというわけです、報酬は非常に明瞭なので分かりやすいですよね。

そして契約する美容室側にもメリットがあり、人件費が固定費として計上する必要がないということですね。

契約した業務委託の美容師さんが売り上げを上げなければ報酬を支払う義務が発生しないわけですし、美容師さんが頑張れば頑張るほどお店側も利益がきちんと出ますからね。

報酬として支払った残りの売上は完全な営業利益としてお店側に残るので経営者としてもうれしい契約形態なのです。

ただここにも一つ問題あって、業務委託美容師を採用した場合には、美容室側はしっかりと集客が出来ていないといけないということです。

美容室に集客できる仕組みさえあれば業務委託契約で採用もできる

美容室経営でしっかりと集客できれば業務委託のスタッフを雇用してもうまくいくことも大いにあるとおもいます。

美容室で集客がしっかりできていないとそもそも業務委託の美容師が売り上げを上げることが出来ませんし、もし仮に契約できたとしても稼げないので辞めてしまうでしょう。

業務委託契約って聞くとなんだかよさそうだと考える美容師って多いんですが、実際には50-60万円という売り上げしか上げられない人が多いそうです。

50万円で全部フリーのお客様であれば20万~25万円といったレベルの報酬水準となるのでやはりかなり低いといえるでしょう。

業務委託美容師になった場合の注意点としては、シャンプーもすべて自分でこなす必要があるということ。

通常の雇用形態の場合アシスタントがシャンプーしてくれますが、業務委託契約ではすべて自分でやる必要があるということです。

手荒れやシャンプーを毎日こなすということで腰痛などに悩まされている方が多いといったのも現場からはきかれます。

美容師の年収は30代が最も高く40代から下降していく

美容師の年収についてここまで記載してきましたが、美容師ってやはり人気商売なのです。

売れっ子美容師とかカリスマ美容師って言葉があるように、お客様から支持されることで売り上げも年収も上がるのがこの世界です。

サラリーマンの世界と違うのは年齢を重ねることで給与がどんどん増えていくということではないということ。

40代以降とくに50代となると指名してくれるお客様が減っていくということです、そのためにどんどん売り上げも年収も下がる。

さきほど美容師として独立を決断するタイミングが35歳前後だと書きましたが、30代は最も報酬が高いので自信もついている時なのです。

そして40代、50代になっていくと売上が下がっていくという現実を知っているので独立をしようとなるのです。

私は独立するという考えに関しては大賛成です、ただし1店舗の美容室経営で失敗してはいけないというのを口酸っぱくいっています。

美容室経営では1店舗は絶対に成功させなければならない

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美容室経営をスタートさせるのであれば、なんとしてでも1店舗目を成功させなければならないのです。

3年間で廃業する美容室が90%以上といわれている現状で、経営の勉強をしっかりしないで独立っていうのはリスクが高すぎると感じるからです。

まずは働きながら美容室経営がしっかり学べるところで数年勤務して経営についての知識をつけることなのです。

さきほど10年間美容師の平均年収が280万円前後を安定して推移していると記載をしましたが、この流れは当分変わらないはずです。

美容師として年収を上げたいのであれば、最終的には独立して、さらに年収を上げたいのであれば仕組化をして複数店舗を経営するってのが理想でしょうね。

美容室経営者がどのように複数店舗展開をしているのかについては、今回触れませんでしたが他の記事内でしっかり記載していますので、ぜひ参考にしてみてください。

今回は美容師の平均年収とこれからの給与の展望、働き方の変化についてを記事にしました。